家族が水痘になった他の家族はどうしたらよいですか？ネット上にすばらしい解答がたくさんありました。
ネット上の解答
◎水痘ワクチンの緊急接種
　接触後72時間以内にワクチンを接種すれば，約80％は発病を防止できます。
◎潜伏期中の接種
ワクチンの副反応が強まることはない
自然感染による水痘の症状とワクチンの一時的に現れる副反応とを取り違えられないように注意することが大切です。
水痘の潜伏期は13～17日程度

Ｑ２　水痘罹患の記憶がない人への接種はどうすべきでしょうか。
副反応が強まることはない

◎家族の一人が水痘にかかってしまい、未罹患の家族からワクチン接種の希望がありました。接種してもいいでしょうか。
Ａ　水痘は、麻しんと同じで接触感染を起こしているものと考えてよい。
　勝島矩子：臨床とウイルス、14　増刊、S80、1986
◎帯状疱疹の患者と接触して、水痘に感染する心配はありますか
　帯状疱疹の患者から感染する率は低いと考えられています。
　帯状疱疹は，水痘に罹患した後，水痘ウイルスが排除されることなく，神経節に持続感染して，何年も経過した後抵抗力が衰えたとき，帯状に発疹が現れる病気です。帯状疱疹が現れてから本人へのワクチンの接種は意味がありません。抗ウイルス剤の治療を受けて下さい。