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プライマリケアのためのHCV慢性肝炎対応法

HCV感染症の人を見かけた。
治療するべきかどうかをどう判断するか?

●治療を決定するための因子
年齢 基本は18-65才 性別
ALT 30以上
治療歴
肝生検(F2以上)

その他の関連する要素
急性肝炎 うつ病 腎障害例 糖尿病 高血圧 
HIV アルコール依存 

禁忌
肝硬変 精神疾患 自己免疫性肝炎 甲状腺機能亢進(未治療) 
重篤な心肺疾患 高血圧 糖尿病
3才未満 小柴胡湯 腎不全

IFN治療効果に関与する因子
ゲノタイプ(セロタイプ)1は効きにくい
IL28B 22000円する Ⅰ型のなかでIL28BがTG GGで16% TTが54% 
ウィルス量
若年
感染期間
肥満でないこと
肝臓の繊維化 脂肪化

治療ガイドライン ゲノタイプ とウィルス量  で4分割して治療法を決める
基本はペグインターフェロン(ペグイントロン、ペガシス)とリバビリン(レベトール)の併用

IFNの副作用
リバビリンの副作用
PEGIFN+リバビリン併用の禁忌と慎重投与 P199はそのたびに目を通す。


C型
PEG リバビリン
IL28B がマイナー(TG・GG)だとインターフェロンの効果が低い
日本人はTTが73%それ以外はTG GG
I型の場合に(Ⅱ型はあまり変わらない)
TTメジャー 54% 効かないのが7%
マイナーTG GG治癒 16% 54%効ない(NVR)

TTで効くくタイプがアジアに多い日本で73%
TG、GGはアフリカヨーロッパに多い


ウィルスが増殖する時に必要な蛋白質をブロックする。
テラペブリル(経口) は、ウィルスが増殖する時に必要なたんぱく(酵素)を抑制することでウィルスを抑制する
I型でPEG+リバビリンで43%だったものが

日本での 12週 3剤+ PEG+12週リバビリン
初治療で3剤併用(テラぺブリルPEGインターフェロン リバビリン )で73%
1回ウィルスが消えた人は、88%
一度も消えていない人34%
全症例で I型マイナータイプでは50% やはり一度治癒できた人は効く。
TTだと3剤で83%
Core70番 が変異型だと治りにくい。50%対11%
テラプレビル スティーブンス症候群 多形紅斑
皮膚科医のいる施設のみで使用。
将来は経口剤のみで治療? プロテアーゼインヒビターを使用いl28bマイナーにも著効?