僕たちプライマリケアの人間としてはとにかく急性白血病だけはルールインアウトしたい。いつも身近に血液内科医がいるわけではないから、
典型的なものは逆にかんたん。微妙なやつを大丈夫!というのが難しい。またいろんなアーチファクトも考慮せねばなるまい。単なる”形”だけの問題ではないのだ。


リンパ球と言えば、N/Cが大きく核はきれいな楕円太い色鉛筆をグーににぎってグリグリと塗った感じ

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単球と言えば、 核がいびつで陥凹していて、内部は東山魁夷が色鉛筆をつかったらこうなるかな?色鉛筆で中のうねりを表現している。細胞質は繊細でシスレーの点描写のよう

東山魁夷LinkIcon


これは、切れ込んでいるが大きさと核が真ん中ということからリンパ球切れ込みもソフト。

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幼弱な細胞を見る時核小体を指標にしたくなるがそれらしく見えることもある。

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右も左もブラスト左は核小体がはっきりしない

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成熟過程も理解しないとブラストも判定できないということか

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赤血球の多いところでは「ん?」っていう形そして大きさ、単球にしては核がなめらかすぎる。実はリンパ球 今回これで悩まされた。

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実際の映像がこれ。1日たつとなお わかりずらくなる

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