高Na血症 WM p391
145以上
自由水の消失→浸透圧利尿 尿崩症
尿崩症 バゾプレッシンの分泌不全(中枢性)か抵抗性(腎性)
それ以外はあまりない。
ナトリウムの過剰投与で高Na血症となることはまれ

尿浸透圧 800mOsm/Lが境界
300以下なら完全バソプレッシンが効いていない(完全型中枢性か腎性)

デスモプレッシン 10μg経鼻で投与 尿浸透圧が50%以上上昇なら中枢性

補正速度1日10-12mEq/L 以内
慢性はその半分程度とする。

欠乏自由水=ΔNa濃度×140/140の総水分
ΔNa濃度=(輸液のNa濃度+輸液のk濃度−開始前Na濃度)÷(体内総水分量+1)
※男性は体重かける0.5 女性は0.4
例)Na濃度160 60kgの男性に 5%グルコース10mEq/LのKで補正するならば
-150÷31 これが輸液1Lでの補正量 よって3L1日に入れれば12mEq/L程度と予想できる。
6-12時間毎にフォロー採血を入れる

中枢性 デスモプレッシンの投与
腎性 チアジド系利尿剤 塩分制限