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トロポニンTの特性
表1

表2
トロポニンT1999年Circulation MI発症初期の感度はトロポニンTもトロポニンIもCKMBに比べてともに低い。

トロポニンT感度26-53 特異度90-96 トロポニンIの感度10-78特異度 88-97

来院時 トロポニンT感度26-53 特異度90-96  LR 5.57 LR- 0.66
3-4時間後 トロポニンT感度85-97 特異度76-91 6.20 LR- 0.08
結論
発症当時は除外診断にもほとんど役にたたない。
来院時臨床的に否定的であれば陽性でも確定ではない。陰性であれば除外できる。
しかし+ならば否定できず予後から考えると入院とするか。
来院時(ー)であれば、臨床的にとても疑わしいなら別 まあまあなら4時間後に再建でやはり(ー)であれば否定できる。
3-4時間後であれば臨床的に疑わしければ陽性であればまず確定といってよい。





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